『知ってると思いますが、私たちは自分たちの食べ物のほとんどを作っていません。

これは、スティーブ・ジョブズの言葉です。
そしてこのように続きます・・『 私たちは他人の作った服を着て、他人のつくった言葉をしゃべり、他人が創造した数学を使っています。何が言いたいかというと、私たちは常に何かを受け取っているということです。そして、その人間の経験と知識の泉に何かをお返しができるようなものを作るのはすばらしい気分です。』
あなたは、普段、ものを買ったりサービスを受けたりする時、どのように感じるでしょうか。
お金を払った分、その対価を得たいと思うのは当たり前ですが、よくよく考えてみると、モノやサービスは自分ができないから代わりに作ってもらったり、サービスを受けたりするのであって、自分もまた誰かができないことを代わりにやっているということになります。それがビジネスの本質ではないでしょうか。そう考えると、仕事に上下はなく各自が自分でできること、やりたい事を気持ちよくやった方が、みんなのためになる気がします。 スティーブ・ジョブズのように革新的なものを作り出せる人は少ないと思いますが、一人一人がその泉にお返しする気持ちがあれば、世の中、気持ちよく回っていくのではないでしょうか。