『成功という理想は、そろそろ奉仕という理想に取って替わられてしかるべき時だ。』

これは、アインシュタインの言葉です。
あなたは、「成功」と「奉仕」、どちらを目指して日々を過ごしていますか?私はもし人に聞かれても「奉仕」と言う言葉はなかなか自然とは出てこない気がします。社会では多くの場面で「成功」を求められますし、大切なことだとも思います。しかし、世の中いつ常識が変わるかわかりません。事実、最近ではAIが当たり前のように使われ始めていますが、1、2年前まではここまで一気に変化するとは想像できませんでした。AIに限らず、既存メディアの衰退や様々な不祥事の表面化、経済基盤を揺るがすような情勢、そして目に見える形で進む異常気象― 気が付けば、常識が大きく変わっていることに気づかされます。そういう視点でビジネスを見てみると、成功のかたちも昔とは違ってきていると感じます。つまり、社会に貢献することや、本当の意味で役に立つことなどに価値が移ってきていると多くの人が感じ始めているのではないでしょうか。
今、改めて「奉仕」の意味を見つめ直してみたいと思います。