eco-バブル®のマイクロバブル発生ノズルに採用されている「旋回液流式」は、他のマイクロバブル発生方式と比べて、以下の点で優れています。
特徴1:極めて小さなマイクロバブルを生成できる
旋回液流式ノズルは、平均直径約15μmのマイクロバブルを生成します。
これは、他の主要なマイクロバブル発生方式(加圧溶解式、エジェクター式、ローター回転式)のノズルから発生するマイクロバブル(平均直径40~50μm)と比べて、はるかに小さいものです。
図2は、マイクロバブルの直径と水中での上昇速度の関係を示しており、気泡が小さいほど上昇速度が遅くなり、水中に長く滞在できることが分かります。
また、気泡の体積に対する表面積の割合も大きくなり、直径の小さいマイクロバブルほど、気泡のガスが水中へ溶け込みやすくなるという利点もあります。
特徴2:生成されるマイクロバブルのほぼすべてが収縮・圧壊する
直径50μm以下の気泡は、水中で収縮・圧壊現象を起こすことが知られています。
旋回液流式ノズルから発生するマイクロバブルは、そのほぼ全てが50μm以下であるため、水中で効率的に収縮・圧壊し、気泡中のガスを水に溶解させることができます。
図3は、マイクロバブルが水中で収縮し、最終的に圧壊する様子を示しています。圧壊が起こると、気泡中のガスはすべて水中に溶解します。
eco-バブル®は、これらの特徴を持つ「旋回液流式」ノズルを採用することで、水中に必要なガスを高効率で素早く溶解させることができます。